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2009-10-04 裂田溝(さくたのうなで)とは? [その他名所旧跡]

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福岡県筑紫郡那珂川町安徳山田にある。385号と56号の交わる山田交差点から東の田園地帯に那珂川からの水路がある。たまたま見つけたのだが、以前もここを通っていて見過ごしていた。
これは神功皇后が那珂川の一の堰(山田交差点南400mほど)から作らせた水路である。というのは日本書紀に出てくる記述らしいが真実かどうかは定かでない。その一の堰というのは早く言えばダムみたいなもんだ、よくまあそんな時代に造ったよなあ。しかしこの水路は今も活用され続けているのだ。まあ歴史的な推察や講釈は他サイトに譲って、このルートを一回りしてみることにした。

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駐車スペースが数台分あり、ここが起点となるのだろうか。

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左が水路で右は安徳台と呼ばれる丘陵地帯、だが鬱蒼とした竹林になっている。あとで帰って見てみるとこの丘には田園地帯があるのだ。周りから登れる箇所はなかったような気がしたが気づかなかったのだろう。行き当たりばったりではこういう見過ごしが多い。しかし、それが目的でここまで来た訳じゃあないしなあ。(--;

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575号を南へ渡って西へと続く水路。

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385号を渡ったところの水路。

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この水路の起点となる一の堰。

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上の写真中央に3つほど見えるのが堰の跡らしい。現在は下の写真にような現代的な堰になっている。建て看板の図のようにこの堰は川に対して縦に造られた堰だったようだ、つまり流れに沿う形だ。だから長さも150mあったという。

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走りながら撮ったのでちょっと斜め。正面が安徳台の丘だ。この道を丘まで直進した後、左へ撒いて向こう側へ出る。そこからぐるりとまた最初の起点まで周回することになるが、そこの写真は残念ながら撮ってないんだなあ。

走行時間200分 走行距離54.80Km 平均時速16.44Km
 


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